ノートパソコンの電池不良
リチュウムイオン電池が使われて、電池には過放電、過充電の保護回路が入っています。電池をノートパソコンに入れたまま長期に放置すると電池の過放電を防ぐ回路が働いて充電・放電共にできなくなります。
これを解除するには電池の各セルの電圧を3V以上に上げてやる必要があります。
10.8V品は3.6V×3セルが基準電圧です。過放電防止回路が一旦動作すると電池が発火して危険なため電池側または本体側で電源が切り離されます。この保護回路をRESETするには、電池パックの各セル電圧を3V以上に充電して、パソコン接続し保護回路をRESETする方法があります。その後は電池パック無しでアダプター使用できます。
電池パックのセル電圧を3Vに上げるには、各セル端子に3Vを高抵抗を介して接続して電圧上昇させます。
この時は電池の発火の恐れがありますから監視してください。端子が数多くあるのは各セル毎に端子が出ているのです。
写真は池の水でESCが焼損した状態です。発泡スチロールの燃焼後の匂いは持続します。