ヘッドロックの理解
空中で静止していて、風の外力を受けた時に、移動した量を戻すものと従来の感覚でいました。しかし、ヘッドロックはもっと凄いのです。
浮上していない場合にラダーを右切ると、機体は右回転しませんのでジャイロは右に切った角度になるまで信号をサーボに送り続けます。操作をやめてもサーボは戻ってきません。機体を持ち上げて右方向に回転させるとサーボは元の位置に戻ります。頑固に舵を切った位置になるまで、操作をやめても働くのがヘッドロックジャイロ(頭が固いジャイロ)なのです。
プロポのラダー操作が無いなら、外乱があっても頑固に離陸した方向を保ち、舵を切ったならその量になるまで方向を変えます、モータの反力や、外乱を打ち消す優れものなのです。
ホバリングを機械的な設定の中央にする必要がありますが、少しのずれはヘッドロックしてプロポの中心を基準に飛行します。
ヘッドロックの効果を引き出すため、操作範囲をリミットで設定して、トラベルアジャストを140%と拡大します、これでは、ホバリングが敏感すぎるのでデュアルレートでお好みの操作感触に合わせるメーカ設定の推奨値の分けが理解できました。メーカさん原理から説明してください。
風見効果で飛んでいたのがヘッドロックでは横向いて飛んで、腕の悪さがでます。
芸子さんと舞妓さんの違いが分かりますか?今回のは舞妓はんです。先頭は狐がついています。