デジタルの副作用
アナログからデジタルへとTVが移行しています。元の信号が劣化することなく伝わるのは、良いことですが、反面、同時に伝わらない副作用があります。NHKの正午の丸い時計が画面から消え、地方の放送局が時報のテロップを流して、中継局での遅れを減らしていますが、家庭用のTVがデジタル化することで、TVが大型でハイビジョンになると、画面の処理時間が長くなって2秒程の遅れが発生します。
すなわち、同じ放送を見ている人でも同時に見ていないのです。これは、数秒を争う地震警報放送には致命的な副作用となります。
時計の秒針をデジタルTVで合わせる事は正しくなくなり、除夜の鐘でカウントダウンするのも2秒を超える遅れが発生するので、同時を楽しむ番組は無くなることになります。
田舎のTVは時間遅れがあり、地震警報の利用が出来ない時間遅れの土地になります。
東京北の丸公園の科学技術館です、ブランコに乗って、手前の円盤を回し、向きを変えると私の方向が変化し操縦が?出来ます。貸切状態。