コパイの水平安定技術
取り付け角度を水平にすると、ヘリはホバリング(HV)で右に傾いて静止しますので左右の信号の量に差が出ます。この補正をしないと、HVでは左に移動してしまいます。
前後も機体のバランスの姿勢とセンサーの水平の狂いを補正する必要があります。以前のものは、右に傾けてエルロンを一杯動かすことでセットされまいたが、2には書かれていません。
センサーの右前の窓に手をかざしてください。手の温度が高いので、右前が地面と感知してエレベータが「後ろ」、エルロンは「左」にして右前を引き起こします。
反対に左前の窓に手をかざすと、エレベータ(後ろ)、エルロンが「右」に左前を引き起こします。
4箇所の信号を同じレベルになる制御をしますので、片側に木や池がある低空では水平が取れません、上空で四方のバランスが取れた地形が必要になります。
斜面では水平が分からないので斜面に沿って飛んで行きます。この時は戻ってくる側に舵を打ち続けなくてはいけません。池の土手から下の池に行きたがるのを止めるのに一杯舵を切り続けるパニックを経験しました。飛ばせる方ならばすごく違和感があります。
コパイは重力方向でなく地面と空気の温度差を基準に直角になります、操縦者は高さと周りの水平判断の違いを感じて飛ばすことになり、平地の上空高く飛ばすのに適しています。
目線の高さで近くのHVでは人間の赤外線が大地と検知してヘリは逃げて行きます・・困ったぞ。7度の温度差がないと、コパイの修正が減るようです。
旧型の調整方法
機体を水平に置き、水準器などで姿勢を確認します。後はプロポのエルロンスティックを右か左に倒せば 終了します。
ヘリはホバリング中は右に傾いてホバリングします。地上でキャリブレーション時には必ず飛行中の姿勢を再現 しましょう。キャリブレーション時には空中姿勢が再現されていないと、飛行中にトリムずれが生じます。
方法は、地上で左のスキッドにかませ物をして傾けると良いでしょう。
被写体が最近変わってきたと、お互い感じますね。