エッヘン

2006年 01月 06日 の記事 (1件)


百舌鳥
大阪の堺市に百舌鳥と言う地名があります仁徳御陵の古墳の近くで、祭りには“ふとんみこし”が一風変わった風情をかもしだす大阪の郊外であります。
百舌の百は100ではなくたくさんの意味で舌がたくさん有るような鳴き声、いろんな音色で鳴くことに由来しています。
実際にこの土地に6年間ほど生活をしましたが、朝の鳴き声はけたたましく、山の中に生活している雰囲気でした。何故、いろんな音色で鳴くのでしょう?百舌鳥は縄張りを作り産卵します、この縄張りに入ると威嚇の鳴き声をだします。これが百舌鳥の高鳴きといわれるものです。
振り仮名が2文字で漢字が3文字なので何処に振り仮名を振るのか迷いますが、正解は百舌に仮名を振って鳥には振らないのが正解です。
高鳴きで威嚇する(百舌)鳥です。よく似た言葉に百足(ムカデ)がありますね、足が100本では有りません、千手観音が42本の手しかないのと同じです。
ついでに、百葉箱が校庭の隅にありました、段段のブラインド状の窓が4面にある気象観測用の小箱です、この百葉はたくさんの葉状のブラインドがある箱です。
百聞は一見に如かず も同じ百の使い方です。百は一杯の意味ですが、今では億を使うのかな? 億舌鳥、億足、億葉箱、億手観音・・・・。百、千は数えたくなる数字ですねが億は数える気も起きません。

百舌鳥ではありません、ハミングバードです・・ごめんなさい。
2006 01/06 20:59:10 | 何故の解明 | Comment(0)
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