派遣社員の解雇
派遣会社に所属する人が、正規社員に混じって長期に働く体勢を小泉政権と経団連会長であった、御手洗が行い、企業の景気の調整弁に使いました。景気が悪い業界が狭い範囲であれば、派遣会社は景気の良い会社に振り分けることで対応できましたが、広い範囲で景気が悪くなると対応できません。これが社会問題になってきています、派遣会社が無い時代では、日雇い労働者、出稼ぎ季節労働者の2種類でありました。
日雇い労働者と季節労働者が建設業などの肉体労働であるのと異なり派遣社員は、年単位の期間で契約し、長期に正社員と同じ働きをし、質の高い労働を担ってきました。県外の人間で給料の良い会社へ宿舎付で長期に住み込み質の良い労働力として今までに無い分類の労働者として、企業に貢献してきました。
派遣社員切りは、地元の正社員と異なり容易に解雇できる県外人で又、別会社であることから、企業の防衛のため、真っ先に使われたのです。地元の正社員はこのため解雇の影に隠れることが出来ているのです。
今回も本物のお札です、決して穴を開けたりしていません。手品ですから・・・。