石油ファンヒータの匂い
部屋の空気を循環して燃焼していますので、燃焼経路に綿埃が堆積して冷却が出来なくなり、送風ファンも風の量を減らします。カートリッジタンクに冷たい石油を入れて温かい部屋に持ち込むと結露して石油の中に水が沈みこみます。これが濾紙フィルタに目詰まりを起させ燃料不足を引き起こします。
数年使って匂いが発生する多くのケースは、炎の大きさを検出するフレームロッドにシリコンの酸化皮膜が付き電流が流れなくなって、燃料を過剰に供給することで発生します。
燃焼室にあるフレームロッドにヤスリを掛けて白い酸化皮膜を除去しないと燃焼が上手くいきません。
床のワックスや化粧品のスプレー、電化製品の艶出しシリコン、成型時の離型剤の残留等、シリコンは部屋にたくさんあり、これは避けることができません。ファンヒータはこのヤスリ掛けが必要な製品なのです。このため5年間保障でもシリコンの除去は有料になります。
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綺麗な機体で、左のは予備機です。