スワッシュプレートの構造
HK製の構造は下記の構成となっています。
アルミボールを2枚の樹脂で挟み込みこれを上下のアルミケースで一体にして下部をベアリングの内側に開きカシメしています。
製品によってはボールにガタツキがあります。手直しするにはケースの下部を受けてフタの上部のケースを叩いてアルミ、樹脂を変形させてボールのガタツキを無くす対策が必要です。
PS:アルミと樹脂の組合せであることから注油しない方が良いと思われます。(ジュラコン樹脂の摩擦係数は金属より低い)
ベアリングには注油してマスト、ボールには注油しないのがこの構造の使用方法です。
知らないことが多すぎます。右下はその対策を行ったものです。