エッヘン
モータの停止
飛行中にモータの回転が時々止まる原因がモータ側のコネクターにあることが分かりました。
モータの巻き線はポリエステルの絶縁皮膜を銅線に被せたもので、巻き線を数本束ねて絶縁チューブを被せて引き出してコネクターの管の中に入れて半田付けしています。この管と銅線はハンダで電気的に繋がるのですが、熱でエナメルが蒸発する時に管の内側に付着して絶縁膜を作ってしまいます。管の内側も充分に加熱されれば問題がないのですが加熱が足らないと管とハンダの間にポリエステルの絶縁皮膜が形成されて充分な電気が流れません。
E-MAXのモータのコネクターで多く発生しています。収縮チューブを外して再加熱して追加ハンダを流して管の内側のポリエステル幕を除去してください。
これはエナメル線を管に入れてハンダしているものに発生するトラブルです。線を強く引張っても抜けてきません、導通が時々無くなり分かり難いものです。
飛行初期にモータが息継ぎするのもこれが原因かも知れません?接触部が通電で加熱するとポリエステル皮膜は破れて電気が流れ回復します。
2013 02/28 06:30:35 | 何故の解明 | Comment(0)
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