プラズマディスプレイの表示、ALIS方式
蛍光灯と同じ原理で発光するディスプレイ。電極間に放電を起こし、紫外線を発光させ、赤・青・緑に塗り分けられた各蛍光体を光らせることで、画面のフルカラー表示を可能にしています。従来方式では一対の表示電極で放電させるため1024本(512対)の表示電極で511ラインを表示していましたが、富士通が新たに開発したプラズマディスプレイのパネル駆動方式であるALIS方式は、走査・表示電極をはさんだ上下の表示電極間で、奇数ラインと偶数ラインを時分割に表示。これを組み合わせて全画面を表示しています。
右のガラスの左側に誘電体と電極を付け、ガラスを重ねます、このガラスに凹みを付けて蓋をしてガスを封止し、紫外線で発色する塗料を塗ります。3電極で放電が発生すると各色が発色するのが原理です。
隣との間隔を物理的に小さく出来ないため、大型のディスプレイに適用されます、ALISは交互に表示することで、1024本の表示にしたものです。
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