網膜剥離
知人がこれで二人網膜剥離になりました。一人は40代、もう一人は60代です。その原因の何故を探ってみました。
網膜は球形の内壁にありスクリーンにあたるものです。このスクリーンが壁から破れて離れてしまうのがどうやら網膜剥離のようです。スクリーンが眼球の中に入っているゼリー状の硝子体(しょうしたい)と癒着して破れ、剥がれるようで、硝子体の圧力や眼球の歪(近眼で眼球が丸くない)が影響し、眼球が外力で変形させられた場合にも発生します。
どうやって気がつくか?片目で見て視野が欠けている(視野欠損)ゆがみが飛んでいる(飛蚊症)目の中で光っている(光視症)急な視力の低下、が危険信号です、至急に検査してもらうことです。
網膜が破れて水が入って剥離し始めると時間単位で進み黄斑部が剥がれてしまうと回復しません。1分も早く進行を止める必要があります。そのうち直ると放置しないことが重要なのです。
さて、網膜剥離が生じてしまったら、眼球を外から変形させて網膜と接近させ、SF6ガスの浮力で押さえ、レーザーで癒着させることを行います。
程度が進んでいると水晶体を取り外し加療し人工レンズになります。
2週間程度の入院加療で完了し回復率は早い治療では90%を超えます。リハビリは目に衝撃を与えない配慮で歩きと階段に注意が必要です。予防は発生原因がはっきりしていませんのでありません。
私的には、硝子体の粘度の上がりに原因があるとおもわれますので、加齢による潤いの欠如を防ぐこととで、ビタミンB2、Cで人間の干乾びを防ぐのが有効かと思います。
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部屋の来客用の椅子に電蓄がなりました。