エッヘン
Lipo(リポ)電池の特徴
電圧・・・1Cell 公称電圧3.7V 電極分解電圧2.7V 最大電圧4.2V 4セルは 3.7×4=14.8V
充電・・・追い充電可能(Ni-Cdはメモリー効果あり) 充電1C以下
電力・・・鉛電池(1) Ni-Cd(1.35) Ni-H(2.5) Lipo(7.5) (エネルギー/重量の鉛電池比)

鉛バッテリーやNi-Cd電池等は水溶性の電解液を使用しているため水が電気分解を起こす1.5V前
後以上の電圧を得ることができません。一方、リチウムイオン電池は、有機溶剤を電解液にすることで
1セルあたりの電圧を高くしてエネルギー密度を上げています。
Lipo電池もショートや過大電流の放電、過電圧による充電を行うと内部に可燃性のガスが発生し、最悪の場合は容器が破けます。破け方は食品パックのそれと似ています。しかしガスも内容物も可燃性ですから最悪の場合、燃えたり、火炎放射器のように炎が吹き出す恐れがあります。
特に満充電状態の電池は、内部に大きな電気エネルギーを蓄えているので発火性が増し危険です。満充電時の電気エネルギーは、単純な計算上でも電池自体を一瞬にして数千℃に加熱するほどの大きさです。
○過放電
最大電流を超えた電流を流し続けると、過放電状態になり熱くなって餅のように膨らみ最悪の場合は破裂します。
○電極分解
Lipo電池は、1セルあたり2.7Vを下回る電圧まで放電させると急激に容量が落ち電極が分解して電池が膨らみ始めます。
○適用の注意
最大放電電流は電池によって異なりますが、普通はCで示されます。例えば10C放電可能な500mAhのLipo電池は5Aまでの電流を流すことができます。
モーターは、負荷やプロペラの大きさによって消費電流が左右されますので実際の消費電流を測定して電池の容量を決めます。
2007 04/07 07:31:47 | 何故の解明 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧