エッヘン
ガソリンかディーゼルか
ガソリンエンジンは、空気と燃料を混ぜた「混合気」をエンジンの中に入れて、点火プラグで火をつけて燃焼させています、
ディーゼルエンジンは、エンジンの中には空気だけを吸い込んで、それを圧縮して高温にし、そこに燃料を噴射することで自己着火させます。
最初に入った燃料は空気が沢山あるのでよく燃えますが、後の方になると、空気が少ない中で燃焼するため、不完全燃焼になりやすく、「煤」がでます、これが「黒煙」の正体です。
ガソリンエンジンは混合気であるため、高圧では自己着火してしまいますのでピストン径とストロークで作る燃焼部屋に制限があります。
ディーゼルエンジンは加圧高温空気の中に燃料を噴射するため燃焼室の大きさや圧力に制限が無く少ない気筒数で高馬力を出すことが出来ます。反面、燃料の微粒子化が出来ないと不完全燃焼を起こし黒煙を出します。
ヨーロッパは北海油田の硫黄の少ない良質のディーゼル燃料を使い、日本は中東の硫黄の多い低質なディーゼル燃料を使用していることと、ヨーロッパより燃料の微粒子化の技術遅れでディーゼルエンジンは黒煙を出すものに定着させてきた歴史があります。
石原都知事はディーゼルを悪物にしていますが表面だけを見ています。本質は、小さなエンジンで高馬力を出し燃料消費が少ないディーゼルの方が環境に良いのです。

話題に関係なく、風速10m/sです、これ以上は反転します。
2007 11/13 20:27:27 | 何故の解明 | Comment(0)
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