耐震補強(その2)
エレベータが揺れない技術を前に説明しましたね、すなわち、揺れと逆に錘を動かすことで動きをなくす方法で、ロボットが自転車で渡り板を渡るのもこの原理でバランスを取っています。
耐震設計の弱い建物(神戸の地震ではほとんど)は立て直す事は日本の資産を失います、地震で倒れても日本の資産をなくします、同じ無駄をなくすのが人類の知恵ですから、もっと真剣に考えて行動しましょう。
揺れの波形は概ね分析されています、また、発生する場所も予想されています。単に地震に強さだけで対処しようとすると大変な強度が必要で無駄が派生します。
地震の建物の被害は揺れで起こりますからその揺れのピークを少なくすることが有効な手段です。
揺れの増幅で弱いところが限界を超えて破壊します、これを防ぐため揺れ制御して耐えうる揺れに抑えることが賢い方法です。
揺れのエネルギを蓄えてそのエネルギを反転してピークを打ち消すことが賢い方法です。支点を設けて反対側に質量を配置することで、揺れは逆の質量によって抑えられます。
対衝撃の防衛庁の艦船で行っている衝撃を緩和する方法です、地震の波形はゆっくりですから大きな質量が必要ですが決して高度な制御が必要ないシンプルなもので解決できます。
泉葛城山に無謀にもこのバイクで登頂しました、この日曜日。自信(地震)はありませんでした。兄歯より。