(その2)
電気の信号で電子をぶつけて蛍光膜を光らすブラウン管、放電することで光を出すプラズマ、光源の前に色付の液晶を置いて偏光膜で色を選択する液晶があります。
いずれも、電気で色を発光させて色を作っていますが、リヤプロは色の光を鏡で選択して表示したり隠したりで光の色をシーケンシャルに選択するところが違います。
平行処理のRS232Cとシリーズ処理のUSBのようですね。自由度が高く、すべてがデジタル処理であることが特徴になります。
欠点は、自発光でないので、屋外の明るい場所では光負けがあることで、まだ改良の余地があります。日本では、部屋の大きさから自発光の液晶や、プラズマでリヤプロは他の用途につかわれるのではないでしょうか?
アメリカのテキサスインスツルメント社の発明のDMD素子を使った原理ですが、日本の応用技術はプラズマの応用技術と同じで、すばらしい才能ですね。
ロータが止まって見えます、DLPも色のディスクと一致したミラー角度で色を出します。 凄いね。最近の技術者に関心します。