エッヘン

2006年 03月 03日 の記事 (1件)


表面電界ディスプレイの原理
キヤノンと東芝が、次世代の大画面薄型ディスプレイ「SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)」の合弁生産会社を設立し、2005年に生産を開始する計画であった。
新会社「SED」は神奈川県平塚市にあるキヤノン平塚事業所内に設置。キヤノン取締役SED開発本部長の鵜澤俊一氏が新会社の社長に就任する予定。従業員数は300人。
ブラウン管とフラットパネルディスプレイの“いいトコ取り” SEDは、次世代ディスプレイとして注目されているFED(Field Emission Display:表面電界ディスプレイ)の一種。
ブラウン管並みの応答性/色再現性を厚さ10ミリ程度の薄型テレビで可能にするなど、ブラウン管とフラットパネルディスプレイの“いいトコ取り”を目指している。
SEDの基本原理
SEDはブラウン管の電子銃に相当する電子放出部をディスプレイの画素分だけ並べたガラス基板と、蛍光体を塗布したガラス基板を近接して配置し、その間を真空封止した構造になっている。
電子放出素子をディスプレイのすべての画素に放出することでブラウン管と同じ発光原理を生み出し、高画質な映像を作り出す。

低消費電力なのもSEDの魅力。 36インチのSED試作機での比較では、輝度の高い通常のテレビ番組だと同サイズのプラズマに比べて約1/3、液晶に比べて約2/3の消費電力となる。 
「液晶/プラズマに比べてもっとも優れている点は画質。非常に高い電流密度を持ち、10キロボルトという高い電圧で発光体に衝突させる構造なので高輝度なディスプレイができる。ブラウン管と同系列の蛍光体発光原理なので非常に高コントラストなほか、色再現性、動画のキレ、視野角などでも液晶/プラズマに比べて優位。感動を伝える革新的なディスプレイになっている。

なんて 好いとこだらけでですが、実際は、会社の存亡にかかわる問題があります。
物が出来てないのです、出来ても月に100台で到底、今のプラズマ、液晶と対抗できる価格と性能ではありません。
個人としては、SED、有機液晶は駄目で、リアプロが10万円代で42インチのハイビジョン性能になると予測しています。当たるかな????
2006 03/03 20:11:20 | 何故の解明 | Comment(0)
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