石油ファンヒーターの燃焼方式の種類
ブンゼン気化式
ダイニチ等3社が採用しています。気化器という装置で灯油を加熱し、バーナに加熱された灯油気化ガスを吹き込み、あとはガスバーナのように燃焼させます。最大の特長は「自律燃焼」と呼ばれる燃焼の安定性です。気化器から噴出される気化ガスの量に応じ、バーナに引き込まれる燃焼用空気が自動的にバランスされるブンゼン気化式は、火力の大小にかかわらず常に安定した青炎燃焼が行えます。
イラストはダイニチの家庭用ファンヒーターを模したものですが、他社では気化部とバーナ部が一体型のものもあります。
他の方式よりも消費電力が多い。ある製品では3.2kWタイプのファンヒーターで98Wの電気が消費されてしまう。反面、初期着火が早く40秒〜1分30秒ぐらいで燃焼が始まるファンヒーターもあり、また仕組みも単純でファンヒーターそのものの価格も安い。
着火するまで燃焼による空気の吸い込みが無いため空気を送るため着火白煙が出ます。まるで、ゴジラが白煙を噴くかの様ですばらしい光景です。