エッヘン

2006年 03月 10日 の記事 (1件)


ポンプ噴霧式(ARCバーナー)
現在三菱が採用しています。この呼び方は業界で統一されたものではなく、「ポンプ圧送霧化」など、他の呼び方をする場合があります。
原理としては、熱せられた気化筒に空気と灯油をそれぞれファンとポンプで送り込み、気化混合したガスを上部のバーナで燃焼するものです。

灯油を燃焼筒で発生した熱を利用し、機械的に空気と混合させて作った混合ガスを使用して燃焼筒で燃やす仕組みを持つファンヒーター。電気の力で灯油を温めないためブンゼン式に比べ格段に燃焼時消費電力が低い。3.2kWタイプのポンプ噴霧式ファンヒーターで21Wの消費電力ですむ。しかし初期着火の時間が遅く、着火までに2分から3分近くかかってしまう。この現象をカバーすべく各メーカーは早期着火スイッチなる機能を装備している。
反面、燃焼時に発生する臭気はブンゼン式やポット式に比べ少なく、着火の白煙も出ない。ブンゼン式やポット式は送風用空気口と燃焼用空気口が同じなのに対し、ポンプ噴霧式は別の丸い口から取り入られるため高地(酸素が薄い地域)でも簡単な操作で使用が可能になる。
運転音がまろやかな特徴があります。

2006 03/10 20:43:03 | 何故の解明 | Comment(0)
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