上海のマグレブ
上海市内では郊外にあたる、龍陽路駅から、新空港である上海浦東国際空港までの33kmを最速430km/hで走り、8分ばかりで到着します。思ったほどの揺れもなく、あっという間に着いてしまいます。これは上海市が、ドイツのSiemensとTissen社との契約に基づき、トランスビット磁気浮上列車を導入したことによるものですが、IBMと中国メーカーとの契約にも現れているように、中国の挑戦は続きます。恐らく将来自国の開発による路線の延長化、新設化を視野に入れた、中国の先進国といわれる世界への技術的な挑戦の第一歩でしょう。
電力の磁気力で浮上させるため、重さに応じた電力が必要となります、日本が進めているのは、高速で走行中は浮上の電力が要らない方式であります。中国での方式は電力で高さを制御するため120Hzであり、送電効率が悪く電力の消費が大きな高価なシステムとなります。このため中国全土への普及はレール方式になります。
中国の鳥です。多すぎです、これで勝負するのでしょう。