エッヘン

2006年 05月 13日 の記事 (1件)


ゴムの寿命の原理
ゴムというのは顕微鏡で拡大してみると、無数の糸の様なものが並行に並んでいます。それぞれが途中で隣の糸と橋を架けたように結び合って、丁度あみだくじのような形になり、それで全体が伸び縮みします。

ゴムの劣化と言うのは、空気中の酸素などと反応し、その縦糸に当たる部分が切れてしまうのが主な原因です。しかも厄介な事に、一度切れ始めると連鎖的に進んでしまうのです。

そこでゴム製品には、あらかじめ別の反応をして酸素を寄せ付けない老化防止剤が入ったものや、表面に皮膜を作るものもあります。

ゴムは酸化で分解します。交換しないで 数十年使うところには使用できません。

ゴムに似て柔らかい塩化ビニルはゴムより長寿命です。温度60℃以下であれば非常に安定しています。
1、柔らかい塩ビは鉛を含んでいる。(蓄積形の鉛神経毒、塩化水素ガスの吸収安定に鉛を使用)
2、柔らかい塩ビはフタル酸エステルを含んでいる。(可塑剤、環境ホルモンは否定)
  
A) 塩ビ製の手袋を調理用に使用することが禁止されましたが、その理由は、塩ビ製の手袋でコロッケを掴むと、コロッケの油分でフタル酸エステルが溶け出したためです。
B) 赤ちゃんが使うおしゃぶりにフタル酸エステル入りの塩ビが禁止になった。
七福神めぐりの13台の暴走です。
2006 05/13 17:19:49 | 何故の解明 | Comment(0)
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