エッヘン

2006年 05月 19日 の記事 (1件)


日比谷線の脱線衝突事故の原因
急な左カーブで止まりました、その後ゆっくり進んで中間列車の後部が脱線して対抗線路の電車と衝突しました。この原因は次の様に考えます。
速度は低く遠心力での脱線ではありません、車輪と線路の摩擦係数が大きく車輪荷重が左にあった場合、左車輪が径の大きなフランジ側に移動して一体形の車輪は右に曲がりレールから逸脱(脱線)します。
レールを傾けるカント角が曲がりで止まったり、ゆっくり走ると左の状態となり脱線します。
このような曲線部では、カント角をつけない右の配置にしないと曲がれません。

日比谷線の脱線事故は、空気ばねで左側の輪重が大きくなりすぎて車輪が右に曲がった現象です。
この事故も運転手は悪くありません、あえて言えばここに止まったことが失敗です。油を塗ってごまかす作戦でしょうが、本質的な間違いをしています。急カーブはカントをつけないで、ゆっくり走るのが原則なのです。カントをつけるなら、右のようなカントが正解です。
何故こんな簡単な事故原因を解明できないのか?何を隠したいのか、それで又事故を起こすのか?
今までの電車脱線事故4例をみると、いずれも真実を探す目をもっていません。

2006 05/19 22:29:24 | 何故の解明 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー