エッヘン

2006年 06月 18日 の記事 (1件)


JR西の安全装置

「ATS-SW形」は、ATSの一方式で、国鉄時代から使用されていたATS-S形の設備の一部をそのまま使用して部分的に改良したもので、同社の一部線区においては、停止信号冒進防止のほか、曲線速度超過防止、分岐器速度超過防止等にも使用されていたが、福知山線尼崎駅〜宝塚駅間においては、曲線速度超過防止には使用されておらず、分岐器速度超過防止には尼崎駅構内の1分岐器にのみ使用されていた。

「ATS-P形」は、ATSの一方式で、ATS-SW形よりも多くの情報を伝送できること等から、より高度な機能を持つことが可能である。しかし、曲線速度超過防止、分岐器速度超過防止に使用するには、ATS-SW形と同様に、そのための地上子を当該曲線等の手前に設置することが必要である。事故車両はATS-Pを備えているがこの区間では地上子が無い。

「EB装置」は、運転士が力行ハンドル操作、ブレーキハンドル操作、気笛吹鳴等の運転操作又はEB装置のリセットスイッチを押し込むという操作を1分間全く行わない場合に、運転士に対して警報ブザーを鳴動させる。
その後、さらに5秒間運転操作等が行われないときに、運転士に異常があったものとみなして、安全が確保されるよう、非常ブレーキを作動させる装置である。今回使用されていない。

「TE装置」列車緊急防護装置とその作動状況
7両目にはTE装置が設置されていた。TE装置は、列車を緊急に停止させる
必要がある場合に使用するもので、運転室に設けられたTEスイッチを押し込む
と、非常ブレーキが作動し、防護無線機が発報信号を発信し、気笛が吹鳴され、
パンタグラフが降下する。
7両目のTEスイッチは、誤操作防止用の透明なカバーが割られておらず、押
し込まれていなかった。


いずれも役に立たなかった安全装置です。自動運転にして自動運転装置が故障しないかの見張り役を運転手にしたら、”裏技運転”を使えないので安全です。
写真の説明=古いラジオの電解コンデンサを復帰させる装置です。劣化度も判定できます。久しぶりのガブ殿KK作品
2006 06/18 07:23:32 | 何故の解明 | Comment(0)
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