エッヘン

2006年 09月 02日 の記事 (1件)


人間のリラックス
緑の色を見ると自然の中にいる安らぎを感じてリラックスします、植物は生長に不要な緑の色をしています。緑の波長を吸収するなら葉っぱは緑色にはなりません。赤、青等の両端の波長はそれなりの作用をしますが中間の緑は役にたたないのです。この緑が人間をリラックスさせるのは何故でしょうか?
リラックスとはどのような状態を言うのでしょうか、外敵からの防御を取り払い無防備でも大丈夫な状態で、外部からの信号を受信して反応しなくて良い、即ち睡眠に入る直前の環境を作り出すことです。睡眠に入ってしまうと記憶に残らないのでリラックス状態ではないといえます。
外敵からの防御を取り払うのと外からの情報を無くすのとは違います。人間は全ての情報を無くすと情報を求めて感度を上げる反応をします。逆効果で敏感になってしまいます。
肩をもむなどの刺激を1箇所に集めて他の信号を遮断するのが良いのです。もまれていても、更に気持ちよさを期待する効果がリラックス状態を演出します。
毎日、繰り返していると期待効果が無くなってリラックスできなくなります。決して同じ動作をしない肩もみがリラックスを生みます。
色の話に戻して、色にも揺らぎが必要です、二つ以上の音が作るその揺らぎ音がリラックスさせる自然界にあります。二つの色(音、電波、物)はそれぞれのもった波長以外にその和や差の波長を作りだします、これが揺らぎです。演歌歌手がビブラートを聞かすのも一人で幾つもの波長を出すのも安心と安らぎの場(リラックス)を作ります。
大勢の楽団が演奏した場合決してリラックスできません、動物の警戒心が起きます。落語は一人で長屋の間の抜けた住民を演じます。聞く人は安心してリラックスして笑う事ができるのです。
外人は、差別にならないドナルドダック、ミキーマウスに置き換えてリラックスするのです。さて色の話をしないと・・・目の錐体細胞は3色を区別してその合成で識別します。植物は赤、青の光を吸収して光合成を行います、赤と青の合成はマゼンダでその補色が緑色です。緑を見て錐体細胞が疲れて目をつぶると見えない色の感度が上がってるマゼンダのピンクの残像が見えます。
目をつぶって錐体細胞を全て休ませることがリラックスになります。
緑→自然→リラックスの説明がなされますが、本当は目をつぶって、肩をもまれるのがいいのです。決して座禅ではリラックスできません。
気持ちよいもので更に期待して集中して待つのがリラックスです。(偏見と独断によるものですから意見を受け付けません。)
2006 09/02 10:58:16 | 何故の解明 | Comment(0)
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