エッヘン

2006年 10月 28日 の記事 (1件)


 24台の昔のラジオを修理復活させてきましたが、最も大柄のNo10の電蓄が残っていましたのでこれを生き返らすことにしました。
1、箱の修理 2、電気回路の修理 3、プレイヤーの修理に分かれます、1、の箱の面積が大きく力技になります。表面の塗装の痛みをペーパで平らにする作業です、30%の下地処理まで済みました、2のシャーシは穴あけを完了しました。3のプレーやは速度制御を遠心力でブレーキをかける遠心クレーキを分解掃除して再組み立て完了しました。
全体の作業は30%程度です。
この作業で機械式の速度制御部分が速度が上がるとブレーキを遠心力でかけるフィードバックが美しいですね。関心します。見て楽しいモータです。
速度調整はストロボスコープで行います。60Hzの関西圏用のストロボスコープをネットでダウンロードしてプラスチックの丸板に貼りました。これが蛍光灯の点滅(目には見えない)と同期して止まって見えるところで78回転を調整します。TVで自動車の車輪が止まって見える同期現象を利用して回転数を調整します。
78回転用の縦じま(阪神のユニホームみたいな)円盤を利用するわけです。
遠心力ブレーキ、ストロボスコープ、昔の技術を若い設計者に見てほしいですね。共に応用が利く技術です。
2006 10/28 21:01:44 | 何故の解明 | Comment(0)
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