フセイン大統領の死刑判決 イラクには紀元前1770年ごろ,バビロニアのハンムラビ王がつくったハンムラビ法典があります。282条からなり,刑罰・土地所有・財産相続などについてくわしく規定しています。
ハンムラビ法典のおもな内容 1. 人を死刑にあたいするとして訴え,立証できなければ,死刑にされる。 128.妻をえても,かの女のために契約書を作らなければ,その女は妻ではない。 195.父を打った子は,指を切られる。 196.もしある市民が、他の市民の目をつぶすならば、彼の目をつぶさなければならない。 199.他人の奴隷の目をつぶしたり,骨を折ったものは,その奴隷の値の半分を支払わねばならない。 200. もしある市民が、彼に対等の市民の歯を打ち折るならば、彼の歯を打ち折らなければならない
現在、西アジア一帯で広く使用されているイスラム法もまた、基本的にこうした、同刑罪の原則の上に成り立っています。「目には目を,歯には歯を」という規定や,身分によって刑をかえる規定があります。
フセイン大統領は暗殺を企てられその対価に140人を超える人を殺しました、今回その罪で裁かれたわけですが、ハンムラビ法典によれば、暗殺には暗殺を行ない、身分によって140人を超えた報復は法典に従ったことになり、無罪です。 米国がイラク市民を打ったなら米国が同じように打たれるのです。日本も自衛隊を派遣したならイラクも日本に軍隊を派遣出来るのです。 フセイン大統領がハムンラビ法典の統治で宗教を統制してきたのを米国に従わないことを理由に難癖を付けて壊し宗教戦争の混乱を作りました。敵対する民族を統治するにはハムンラビ法典が必要なのです。それを実行するフセイン大統領が混乱を収める指導者なのです。 その地の出来事はその地の法典で裁き、力が余ってるからといって自国の法律を他国に適用してはだめです。それは米国のエゴです。これに追従する原爆で腰砕けになった日本の姿は情けないです、日本の報道のペンはフセインの方が正しいと書く事ができないのです。報道も原爆が怖いので無言で強い方に付いています。“米国に追従することが正しいと思ってる国民を増やした”日本政府、報道のマインドコントロールは立派です。
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