エッヘン

2006年 11月 24日 の記事 (1件)


肌の美容治療の詐欺商法
インターネットでケミカルピーリング(以下、ピーリング)を行っている病院を見つけ予約を入れた。予約日に病院に行き、問診表に記入した。担当者に会い、にきびについて質問を受け、にきび跡のことなどで悩んでいると伝えたところ担当者から、次のような説明を受けた。
 「ピーリングとクリアタッチ(肌に複数の波長の光を照射し、にきびに治療効果をうたう機器による施術)を同時に行うことによって、よりきれいな肌になる。ピーリングは医師が行い、クリアタッチは医師以外が行う。通院期間は約半年間である」。そして、料金表等を見せられ、申込書、治療同意書等に署名した。
 また、支払いはクレジットにしようと思い、カードAを渡したところ、限度額を超えたと言われたため、もう1枚持っていた別会社のカードBも使って一括払いすることにした(合計約18万円)。
 帰宅後、知人から治療を受ける前に高いお金を払うことはやめたほうがいいと言われ、キャンセルしたいと思うようになり、契約書を見るとクーリング・オフできないとの記載があった。クーリング・オフできないというのは本当か。
(20歳代 女性 給与生活者)

処理概要
 国民生活センター(以下、当センター)で、契約書等を確認したところ、キャンセルについて次のように記載されていた。
* 当医院は医療機関であり、特定商取引法の適用対象外となっております。このため契約成立後は理由の如何にかかわらずクーリング・オフや中途解約はできません。
*当医院は患者様の健康上やむを得ない理由があると判断した場合に限り、以下の清算方法でキャンセルいたします。

病院の医療機関にすることで特定商取引のクーリングオフができない法の隙間を突く詐欺商法です。治療を受ける前に高額費用を先払いさせるのが詐欺商法です。病院では、治療ごとに同意して料金を後払いします。決して一括先払いはありません。
2006 11/24 20:16:07 | 何故の解明 | Comment(0)
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