ご用心! アスベストを口実にした新手の訪販リフォーム
(事例1)
築30年以上の住宅に業者が訪ねてきて、塗り壁にアスベストが含まれているので至急リフォームが必要だと言われた。強引に契約を急ぐので断ったが、壁にアスベストが使われているか検査してくれる機関はないか。(相談者:60歳代 女性 家事従事者)
(事例2)
「アスベストを練りこんだ屋根材は古くなると粉が出てくるので健康被害が起こる」とインターホン越しに業者が説明した。いつもは訪販業者は無視しているが、今回はマスコミ報道が盛んにされているので不安になった。(相談者:40歳代 女性 家事従事者)
一般的に建物には、
・壁や天井などに耐火被覆材として直接吹き付ける吹き付けアスベスト
・屋根材、壁材、天井材等としてアスベストを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード等
が使用されている可能性がありますが、吹き付けアスベストは、戸建住宅には通常使用されていません。
アスベストは、その繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であるといわれています(昭和63年環境庁及び厚生省通知(PDF形式))。つまり、露出して吹き付けアスベストが使用されている場合、劣化等によりその繊維が飛散するおそれがありますが、板状に固めたスレートボードや天井裏・壁の内部にある吹き付けアスベストからは、通常の使用状態では室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられます。
この昭和63年の政府の判断に疑問を抱きませんか?
○吹き付けたアスベストは劣化で飛散するので危ない。(学校、公的な建物は使用禁止)
○板状のスレートは通常の使用状態では飛散しない。(一般住宅は放置)
劣化すれば訪販リフォーム業者が言うように一般住宅のアスベスト建材の接着力が無くなり粉となって飛散します、住宅は居住する時間が長く危険です。今の政府は昭和63年の通知を繰り返しているだけで国民の安全を考えていません。
日曜大工での改築では古いアスベスト入りのスレートを切り、解体業者は町の中で青アスベストの針を飛散させています。安全性から判断するなら訪販リホーム業者の言うことが正しいのです。国民生活センターは真に国民の安全を考え政府の国民を誘導する機関になっては駄目です。
政府は掃除機の埃からアスベスト濃度を診断し安全を担保する家の診断と耐震強度を加振機で調べる家の診断を行ない。使用者に安全対策を取る判断資料をサービスすることが国民の味方になるのです。
被害が出る前に予防し安全を守る対策を求めます。
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