エッヘン

2006年 12月 05日 の記事 (1件)


JR西日本の事故再発予想
尼崎事故が発生してその後に変ったのは、ATS-Pを使った裏技停止が無くなっただけです。車両の強度は1.2厚から1.0厚に弱くなったまま、ボルスタレス台車は今も振動を起して走っています。
車輪は丸く削り、曲がりでの線路の幅を広げるのを無くし(ボルスタレス振動対策)これでは曲がれません。
重心は高いままで、重心を下げる錘も追加されていません。ガスバーナで切断するのが事故車両は住宅を壊す重機で簡単にちぎれる柔らかな車両なのです。
これは全てコスト低減のため取られた対策です、決して乗客の安全を考えた対策ではありません。今も同じ状態です。
高速回転する車輪に軸方向を変える外力が働くと90°回転方向に遅れた力に変換されます(ジャイロ効果)。右に曲がると右側を持ち上げる力に変換されます。
直線からカーブに入ったところがこの力が働くのです。車輪は空気ばねを介して車体を蹴り上げ、軽い車体はそのまま空中を飛ぶのです。これを防ぐには緩やかな曲がりを手前につけることです。この対策もとられていません。こんな原理も知らない会社なのです。
制限時速を30km/h+αで脱線し、ひどい壊れ方で人命を奪うのは、安全率とその被害の最小化を考えていません。
最高時速でも脱線しない線路と車両を作り、ぶつかっても壊れない人命保護する車両が安全対策です。今行っている安全宣伝は正しい姿ではありません。
(私がJR西の社長なら、重心下げる錘をつける、ガラスを安全ガラスにする、補強のロールバーを追加する、連結器を弱くする、速度制限器をつける、ぶつかる建物にガイドを設ける、ボルスタレス台車を止め103系復活します。)
私鉄と速度競争する大阪―京都間の電車は危険な状態にあります。ジェットコスタに乗るより連結付近に乗るとスリルが楽しめます。私鉄の広軌に狭軌(狂気の車両と線路)で速度の戦いを挑む姿は事故の再発を予想させます。

話題と関係なく、鉱石ラジオ2号です。バリコンが消え、音量が上がりましたのでボリュームが必要になりました。
2006 12/05 21:14:05 | 何故の解明 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー