エッヘン

2006年 12月 30日 の記事 (1件)


ニクロム、ハロゲン、セラミックス、カーボンのヒータの違い
電気暖房器具に上記の名前の製品があります、何処が違うのでしょうか?その違いを調べて見ました。

           加熱の線 ,ヒータの外郭, 熱源の回りの材質, 特徴, 突入電流
ニクロムヒータ・・・, ニッケルクローム, 石英管, 空気, 唸り, 有り,
ハロゲンヒータ・・・, タングステン, 石英管, ハロゲン, 早い,、光、赤外線, 有り
セラミックスヒータ・・・, タングステン, セラミックス, セラミックス・・・, 遅い、送風, 有り
カーボンヒータ・・・, カーボン, 石英管, 空気, 早い、赤外線, なし

近赤外線、遠赤外線: 赤外線とは可視光線の長波長端の0.76〜0.83μmを下限とし、上限を1mmくらいまでの電磁波を言い、熱作用を持つので熱線とも言います。普通、2.5μm以下を近赤外線、2.5μm以上を遠赤外線と分類しています。 人体を含む有機物は、遠赤外線波長領域で熱を吸収しやすい特性を持っています。例えば水の熱吸収特性は2.5〜3.0μmであることから、その波長域での放射量が高いヒーターを水に当てると、水は熱を良く吸収することになります。

突入電流: 発熱体であるタングステン線の常温における抵抗値が小さいため、定格電流値の数倍〜数十倍の電流が流れます。この過電流によりトラブルが起きやすく、保護回路が必要となります。カーボン線は抵抗の変化が少なく保護回路が不要です。

今お勧めのヒータはカーボンヒータになります。
2006 12/30 07:54:46 | 何故の解明 | Comment(0)
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