エッヘン

2007年 01月 31日 の記事 (1件)


雲とゲルマラジオの電界強度
放送アンテナから1kmの距離においてゲルマラジオで電界強度を数ヶ月測っていますと、夜の電界が昼間より強いこと、晴れた時に電界強度が強いことが観測されました。
最も強いのは、冬の夜で晴れ上がった底冷えのする日に通常の2倍の強度、弱いのは昼間の雨の日で0.8倍と平均的な強度に対して表示しました。
この原因を雲の水分が影響していると考えます。中波は一般的には地上波で電離層の反射伝播はないと言われていますが電離層への入射角度が直角に近い放送アンテナから近い場所には電離層での反射波がありこれが雲(気中の水分)で減衰するため電界強度が変化すると推定します。
夜に何故強くなるのかは、太陽光線の熱で地表の水分が気中に上がる昼間は全般に湿度が高く、放射冷却が起こる晴れた夜間には気中の水分が減少するためと考えます。
さて、放送アンテナと受信点間の雲の量が分かり、時間の経過で観測すると雲の移動量を知ることが出来ます。
雨の降る前に雲行きがあやしことを知らせるとこができます、我が家では玄関のゲルマラジオの音量とメータで雲の状態がわかります.

380円で買いました、水分を検知して音楽を3曲切り替えてなります。これを、ミーラ度(乾燥度)のチェックに使って遊んでます。安い、1時間で完成。PS:しばし仕事でQRTします。
2007 01/31 20:26:21 | 何故の解明 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー