大阪人は納豆とホッピーを好まない
大阪と東京でエスカレータの寄る側、納豆とホッピーに対する好みが逆の原因を考えて見ます。
江戸の階級社会と上方の庶民社会の違いが根本にあると考えます。江戸の町並みはお城を中心に階級に従った町の配置になっています。言葉も住む場所によって異なりお武家言葉と下町言葉は違っています。大阪は商人の町として繁栄し言葉での文化が区分けされません。小さな子供がおじいさんと同じ言葉を話し、ことばでの年齢や職業がわからなくなっているのです。これが上方お笑い芸人の基礎になっています。
言葉や住む場所での階層がない大阪ではどこで優越感の差をつけようとするのでしょうか、それは食べるものであり、着るものであるのです。新鮮な野菜や魚を贅沢としている大阪は納豆やホッピーの保存食を好まないのです。贅沢のあり方が異なっているのです。
エスカレータで立ち止まるのが大阪では贅沢なので、右に休み。一方、東京では忙しく動くのが憧れ右側で働くのです。利き手側に寄って何をするかの価値観が異なるのです。
階級社会の東京では働く姿に憧れ、商人の大阪ではゆっくり休む姿に憧れるのです。
あなたが納豆、ホッピーが好きなら働く姿に憧れているのです。嫌いなら、贅沢を楽しむのに憧れているのです。あなたは大阪派、東京派？

ショルケ（ショルダー携帯）の簡易バージョンです。進化？かも・・・