カードと人格
カードがその人の財産を示し、権利をあらわす道具になっていますが、その究極はその人であることを証明できるものがあれば1枚の証明で済むことです。
人間は自分のすべてを知られることを嫌がります、秘密の部分が人間の本質としてほしいのです。何かがほしいと思いお金を隠すのです。動物の保険的な防御なのです。この本能がある限り何枚ものカードを持ち管理されないように頑張ります。
カードに自分を託してその中で生きることと、別のカードでそれ以外の生活を作ろうと努力します。
個人を番号で特定しすべてを管理できるようになれば、個人の秘密はなくなり、人間の尊厳を無くします。人間はたくさんのカードを持つほど他の一面を隠しているのです。貴方は何枚のカードを持っていますか、そして１枚にすることが出来ますか？