エッヘン

2007年 03月 11日 の記事 (1件)


飛行機の窓
飛行機の座席に座って窓から外を見ます、その窓のガラスに小さな穴があいています。どの窓にもあります。
上空では機内の圧力は0.7〜0.85気圧に加圧されています、この力を窓が受けます、小さな穴を内側のガラスに開けて内側のガラスの圧力差を少なくし、外ガラスと分担して圧力を受け持ちます、穴はその圧力調整なのです。
さて、飛行機はアルミ、ジュラルミン、鉄から成り軽量で強度の高い構造になっています、このため湿度が高いとアルミと鉄の間で電気腐食を起こします。この防止のため、機内は遠心分離機で湿度20%以下に調整しています、日本人にとっては超乾燥状態で、汗はすぐ乾いて乾燥状態になり、エコノミー症候群の血栓が起こりやすくなります。
利尿作用のあるアルコールは更に水分不足を加速します、1時間にコップ1杯の水やジュースで補充し、トイレまで歩くことで血栓の予防をしてください。
湿度が20%以下にしている機内は外が−50℃でもガラスが曇りません。結露できないほど乾燥しているのです。
気圧が低いので、耳が痛くなつたり、腸のガスが膨張して他の臓器を刺激します。おばあちゃんが膝が痛いと雨が降るといいます。気圧の低下で膝の空気が膨張するのです。
空港の売店では芋、栗のガスを発生する食べ物は販売しないようにしているようです。ところで、出たガスはどこに排出されるのでしょうか、頭上からの新鮮な空気は両側壁床の足元から排出されます。ジャンボなどの中央席の匂いは、窓席までやってくることになります。
朝の大阪→東京便の中央席でブタマンを食べられて窓席で匂いのサービスを受けました。窓席の欠点です。

ブラジルの飛行機から出てきた荷物が結露で濡れていて、荷物が冷たかったのは、通常は10℃に保たれていますが空調が止められていたのでしょう。結露は機体を腐食させますから荷物室も温度を保たないと危険です。
2007 03/11 09:05:59 | 何故の解明 | Comment(0)
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