エッヘン

2007年 03月 19日 の記事 (1件)


北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)でのメルトダウンの危険
チェリノブイリ原発と同じ核暴走が起こらなかったのは、幸運でした。

炉の上ぶたを開け、89本ある制御棒を炉の下から挿入して出力を止め、作業員が制御棒を上下させる駆動装置(水圧式)のBバルブを次々と閉める作業を6人でしていた。この時制御棒3本が下がり15分間臨界状態になったのです。これを隠し、内部告発で知られたら次の原因と説明しています。

“駆動装置の別の場所で漏水があり、その水圧で制御棒3本が自動的に下がった。核反応が始まり、部分的に臨界状態となった。”

この下線部分に嘘があります。

水圧が無くなったときBバルブの右に窒素ガスタンクがあり、緊急で制御棒を上に上げます。そのガスがピストンの下に残留していて、Bバルブを閉めたとたんにAバルブからの圧力でピストンが下がり臨界に至ったのです。
気泡が無いピストンは下がらなかったのです。
もし、3本だけでなく多数のピストンにガスが残っていたら、一気に臨界に達し、冷却水は気化して大爆発を起こし建物を吹き飛ばし、全ての核燃料が核反応に達して石川県、富山県は人が住めない無人の土地になり、日本海は汚染されてしまったのです。

幸運にも全てのBバルブを閉めるのに時間がかかったか、気泡の入ってるピストンが3本であったため、警報で気づきBバルブを元に戻す指示で臨界を止めることが出来ました。まさに幸運だったのです。(6人が作業、4人が中央で監視 )
もし、半数のピストンが下りたら緊急停止装置も働かなく数百万人が死亡し、日本は住めない国になっていたのです。

機械的にピストンを上にロックする安全装置が無い欠陥原子炉なのです。バルブの閉め方手順が間違っただけで核暴走するシステムに問題があります。
また、89本中3本が下りただけで臨界に達する原子炉は危険です。下りなくても暴走寸前の状態なのです。
まとめ
経済産業省は、1、事故の隠蔽の処罰、2、嘘の報告の処罰 3、臨界寸前で危険の放置の責任 4、手順書の間違いにする責任。5、間違っても防止できるシステムでない責任、があります。

国民は、新聞情報だけで上記のことに気づいています。真実を隠す、電力、新聞、政府は国民を愚弄し過ぎです。
頭をさげて謝る内容ではありません。日本国民の命を短くしています。
2007 03/19 20:43:51 | 何故の解明 | Comment(0)
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