２重反転ロータの小型ヘリ
メインロータの上側はスタビの重りが２０度ほどずれていたロータがモータに直結しています。ロータの角度操作はありません。スタビの遠心力でピッチを付け揚力を持たすものです。
一方下側のロータは上のロータとは別のモータに直結しています。頭を左右方向に変えるのは二つのモータの回転差で行います。ジャイロはありませんので外乱に対応できません、モータの差でゆっくり回ってしまう機体の特性です。
左右の傾きは下のロータの回転中心を左右にずらし、前後の傾きは前後にずらして行います。この左右と前後のずらしを二つの小型モータで同時に動かすと前後、差動で動かすとその差動の値で左、右を制御します。
この構造から、上のロータと下のロータの距離が長いほうが安定し、遠心力ピッチで機体はゆっくりした回転が常に伴い左右と前後の制御が対面でも出来る経験者でないと難しい構造です。空中で静止できないヘリと考えられます。私の入手したものは、電子回路がモータのノイズで暴走して制御不能になるものでかつ、左右と前後を同時操作では安定した動きをしませんでした。ピッタリ空中静止を望む方は買わないほうが良いです。
５月５日京都の西を飛行していました。携帯写真のアップです。
