N700のぞみの謎
車体を１度傾斜させて2.5km半径の区間の限界速度を向上して東京―新大阪間を新横浜に停車しても５分短縮したことを売りにしています。
僅か１度は実際には適用していないのと同じです。実際に乗っても振り子型電車のような横への加速度を上下に変換している感じは全くありません。
車体傾斜システムを導入して速度向上を計画したのが実際の走行試験では、右左へのすばやい傾きを車両ごとに個別に適用すると前後の車両間がダンパで繋がっていることで影響しあって走行速度に追従する変化を持たすことができなくなったと推定します。
追従できるようにするためには、ダンパの時定数を短くする必要があり、乗り心地が悪くなるため、試験の結果で車体傾斜システムは使わない１度に決めたと思われます。
N700のダイヤに700でも運用することがあると書いてありますから、700でも乗り心地がわるいですが5分短縮できるのです。
定番の顔です、トカゲの雰囲気、ぶつかった 虫がかわいそう。
