エッヘン

2008年 02月 21日 の記事 (1件)


ブラシレスモータ
飛行機のペラの回転を上げると、モータの音が変わって推力が出ません、そのまま、しばらくすると、正常な音に戻って推力が発生します。
穏やかにペラを回しているときには発生しません。もう、この状態が1月以上続いています。アンプを変更しても同じですから、モータが原因と思われ、モータの取り付け強度を上げましたが、変化ありません。先日、機体を再再度調べて見ました。ペラに推力が出たとして、ペラを進行方向に引っ張ってガタツキを調べましたら、なんと、回転ロータが抜けて出てきます。
分かりました、磁石とコイルの距離が離れ、アンプからの回転信号に同期できないのが原因です、ブラシレスの電線は3本あり、2本で電力を送って1本はその位置を検知する回転をしています。モータの磁石がコイルから離れてしまうと、位置を検知できなくなって、モータを停止しているとして、アンプは働きます。
回転が上がって、推力をかけると、回転ロータが前に移動し、コイルは回転位置を見失い、回転を止め、回転が落ちてくると回転ロータが正規の位置に戻り、再度加速するのが原因です。
モータの軸にC又はEリングをつけて移動しないようにすることが対策です。小型機ではこのリングが無くても吸引力でこのような現象は起こりませんが、ペラの大きなトルク型の機体ではリングが無いとこの様な問題を起こします。

サビ落としの飛行をしたエンジンヘリです。エンジン音もいいです。中のパイロットにとってもひさしぶりの飛行でした。
2008 02/21 20:36:58 | 何故の解明 | Comment(0)
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