ヘリを操縦できる人の飛行機の墜落
模型ヘリを操縦できる人が、模型飛行機を操縦すると、共通の操縦ミスをします。模型ヘリは空中で静止することから訓練し、これが出来ないと着陸できません。ヘリの方向をラダーで決め、その姿勢での前後、左右のバランスを取ります。このため、方向を決めるラダーを頻繁に使います。
飛行機では、ラダーを使わなくても主翼で傾けることで進行方向を変えることが出来ます。ラダーは飛行機では使わなくてもいいのです。
しかし、ヘリを操縦する人は、無意識のうちにラダーを操作して旋回しようとします、そうすると、主翼で傾けた状態で、ラダーを切ることになり、尾翼が旋回と反対の上側に移動して頭を下げて急旋回して失速し、墜落します。飛行機のラダー機は、主翼にエルロンがなく、ラダーの尾翼上げで旋回するのですから、エルロン機でエルロンとラダーを操作すると、急旋回になるのは当たり前の挙動です。
ヘリから飛行機を始める人は、ラダーを動作しない様にして練習するのが墜落を減らす良い方法です。
昨日もヘリが墜落した場所に飛行機が墜落しました。柔らかい底なし沼です。おかげで、ダメージは最小ですが、掃除がたいへん。