エッヘン

2008年 06月 10日 の記事 (1件)


神風特攻は日本人の何か
戦争の経験をしたひとは、決して神風特攻を語ろうとしない、平然として置かれた立場で命を絶つことに逆らえない状況で死に向かっていった同僚のことを褒めることも、悔やむことも出来ない悲しい出来事として経験し、これを子供に伝えることに意味をもたないことを戦争経験者は知っているのです。
海外で無謀運転する外人にカミカゼドライバと命知らずを代表する言葉として使いますが、神風特攻には、無駄な戦いとして気持ちでは評価しています。
近年の中東の自爆テロとは全く異なるものです。神風は人間を戦争兵器として相手の空母を破壊することで相手の戦力を低下させるのに使ったものです。一人の人間で多くの人間を殺す目的の自爆テロは、憎しみや恐れを抱かすが戦争兵器を破壊しませんので戦力を低下させません。
最もちがうのは、戦いの場での人間の使い方であり、神風特攻は突撃攻撃と同じものなのです。自爆テロは、戦争ではなく宗教、憎しみの仕返しであり全く異なるものです。
従って、神風特攻攻撃は特別なものでもなく、経験者にとって戦争の一部なのです。

たくさんの歴史を持った本日の日本の姿です。
2008 06/10 23:11:41 | 何故の解明 | Comment(0)
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