フラミンゴのヒナは白
親がくちばしの先からヒナの口の中に赤い液体を与えているのです。実はこれは、食道の奥のそ嚢(そのう)という器官でつくられるフラミンゴミルクと呼ばれるもの。フラミンゴはこの赤いミルクでヒナを育てているのです。成分は、ほ乳類のミルクとほとんど変わらないんですが、中に赤い色素が含まれているのが特徴。さらに驚いたことに、父親にもそ嚢があるのでオスでもミルクを与えることができるんです。
ミルクを飲み始めてから半年くらい経つと、ヒナはうっすらとピンク色になり、1年もたつと頭と脚以外は大人とほぼ同じ色になります。全体がピンク色になったら大人になった証拠で、約3年で全身ピンク色になるんです。
一方、子供を育てる親鳥は、色素をヒナに与えてしまうために、逆に段々白くなっていきます。ミルクを与える3ヶ月間は親鳥の色素は抜けてしまうのです。
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東急ハンズの入り口で手品師に付けられて、足止めされたものです、箸で作って見ました。買わないよ!