エッヘン

2009年 03月 26日 の記事 (1件)


水平尾翼を小さくしても上下振動は起こる
MD11の機体は、主翼下に2機、垂直尾翼の付け根に1機のエンジンを持つ3発の洋上飛行が可能なエンジン構成になっています。
今では大型エンジン2機で、片肺になっても、120分以上飛行することが出来るため洋上飛行が可能となり3機エンジンの長所は無くなりました。
機体の特性として、第3エンジンを尾部にあるため、ノーズが長く、主翼と水平尾翼の距離が短くなる構成にとなり主翼の影響を水平尾翼が受けて上下振動に入る特性を持っていて、乗り心地が良くなく、着陸では第3エンジンが高い位置にあるため車輪の接地が偏ると横転します。
ワイドボディで頭上げして着陸態勢に入ると垂直尾翼がワイドボディの乱気流に入ってしまい操縦不能になります。これを防ぐため、頭あげしないで、高速で着陸する難しいい着陸が求められます。
4機エンジン(洋上飛行可能)と2機エンジン(近距離飛行)に対して、3機エンジンで(洋上飛行可能)長距離飛行を狙った機体ですが、ワイドボディとの組合わせでは、重心が高く、水平、垂直尾翼が安定して動作しなく乗り心地が悪い貨物用に使われる短命な欠陥飛行機なのです。

これも、欠陥です。
2009 03/26 18:38:05 | 何故の解明 | Comment(0)
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