岸和田だんじりのブレーキ
昭和30年の初期に事故防止のために、ブレーキの装着を警察が求め現在のだんじりにはバンドブレーキやディスクブレーキを装備しています。だんじりの一番前に立って乗っている着物の人が足で踏み込みブレーキを掛け速度調整します。
実際には、前方の長い引綱で引かれているので、だんじりが上手く曲がれなかった場合にブレーキ操作してもスリップして役に立ちません。夜間巡行の速度調整が主な役割です。
このだんじりの前輪にはブレーキが無く、後輪にバンドブレーキを装着しています。ブレーキペタルが見えています。
曲がる度に駒の表面が削れ時々、駒を交換します。