石油ポンプの修理
長年使っていた石油ポンプが故障しました。調べると、直流モータの止まる位置によって始動しないことが分かりました。これは整流子ブラシが磨耗したと思われ新しく680円のポンプを購入しました。
新しいポンプは、棒状の本体をタンクに差込、使い終わったらタンクから抜かないといけないサイフォン防止の構造になっていません。抜く時に石油がこぼれ不評でした。そこで、故障したポンプを修理することにしました。
モータを分解すると、予想どうりブラシの片側が磨耗してありません。ブラシの燐青銅の板ばねを延長するため、基部の形状を変えて4mm延長しました。曲げ部を戻すと割れますので、90%戻して半田で補強しました。ロータ側のコミュテータにも溝が出来ています、ブラシの位置を変えて新しい面で整流する様にしました。
1時間で修理し給油してみました。初期の性能になりました、数年使えることを祈ります。

人間が作ったものですから、直せます。