2.4GHzのアンテナ処理
アンテナは金属部品やカーボンの導電性部品から離して空間に出します。カーボンロータが上にある場合、ロータから離れた機体の下、側面に出し、2本のアンテナの場合は直交させた方向でそれぞれのアンテナを離してください。
直交させるためにアンテナ線を交差させる方がいますがこれは間違いです、2個のアンテナの強い方から受信しますから2本のアンテナ位置を離した方が善いのです。
上空を飛ぶヘリの場合は後方下と側面にアンテナを伸ばして出すのが死角を無くすのに有効です。
アンテナ線の先端のシールドが無い部分が受信する部分でこの部分に平行な電線や金属面があると電波を反射して死角が出来ますので注意してください。
ノイズレスチューブと言われるものは、アンテナ線が金属に接触してノイズを発生するのを防ぐものです、通常アンテナ芯線はコーティングされていますので強度を補強する目的で絶縁チューブに入れることになります。
発泡スチロール、バルサ材、FRP、等の絶縁材料は電波を通しますから内部にアンテナを配置してもOKです、しかしアルミ蒸着フィルムの場合はアンテナを外に出したほうが善い。
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プロポのアンテナの向き
アンテナの先端方向は電波が弱いので2.4GHzのアンテナは上下又は横向けにして使います。