ゴムボート
4月25日、5月1日及び4日と3回のゴムボートの出動になりました。水上機2機とファンフライト機1機の救助でした。今回は水の中から引き上げると直ぐにアンプが炎上することから、以前より水が電気を流しやすくなっています。ゴムボートに空気を入れている間に風で流されて池の奥に漂着します、しかし、この場所は湿地帯で道がなくゴムボートでしか近づけません。この回収に往復40分かかります。一番嫌なのは、回収した機体の中の水がボートに入り低い腰が濡れることです。機体の水抜きが出来ない場合、下半身はビショビショに濡れます。
水中にあるアンプは、冷却されているため、墜落後の通電状態でも焼損していません。空中に上げると、蒸気を上げて半田が溶けて焼損します。そこで電源を水中で切ってから引き上げるのが最適ですが、水中で電源を切れない構造のものは焼損します。
機体に発泡スチロールを入れておくと水中に電子回路がはいらないので焼損の被害が少なくなります。
熱田神宮の巫女さんが舞う「胡蝶」です。
「胡蝶」は延喜6年(906)醍醐天皇の御代に作曲・作舞されたと伝えられています。