エッヘン
リポ電池セル劣化測定実験
供試品 3セル3個 
900mAh・・・・池に墜落しNo.3セルは膨らみのあるもの 
2200mAh・・・外観に異常がないが数分でパワーが無くなるもの
3600mAh・・・友人から駄目電池としてもらったもの

各セルの無負荷電圧と4Ω(1A)の負荷の電圧、及び電圧降下を求める。
無負荷電圧(V),4Ω負荷電圧(V),無負荷―4Ω負荷=電圧降下(V)
セル番号    1  2   3         1  2   3      1   2   3
900mAh   4.12 4.13 4.21(膨らみ) 3.98 4.02 3.96    0.14  0.11 0.25
2200mAh  4.17 4.15 4.16       3.72 3.79 4.02    0.45 0.36  0.14
3600mAh  4.16 4.15 4.16       4.03 4.00 4.03    0.13  0.15  0.13

結果:900mAhのNo.3(膨らみ)セルの無負荷電圧が高い。これを除いて無負荷電圧に差はない。
(無負荷電圧では2200mAhの劣化を見つけることが出来ない。)

:太文字の内部抵抗が正常セルの2倍以上になり劣化しているのが分かる。
(4Vで4Ωは1Aの電流ですから降下電圧=内部抵抗Ωとなります。)
   
:3600mAhは劣化が無い。
   
結論:4Ωの負荷を接続した時の電圧降下でセル劣化が判別できる。
(電圧降下 0.15V以下正常、 0.2V以上劣化)  
:セル劣化をデジタルテスタ(市販品)とスイッチ、抵抗各1個で測定可能である。

板垣退助は岐阜で遊説中に暴漢に襲われて負傷しました。その時の有名な言葉”板垣死すとも自由は死せず。”があります。襲った場所で銅像を立てるのは、岐阜市民の太っ腹ですかね。
PS:リポ電池を判定したら半分が劣化でした。・・・ショボン!
2010 05/14 20:35:27 | 何故の解明 | Comment(0)
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