モアレの発生
モアレ(仏: moiré)は干渉縞といい、規則正しい繰り返し模様を重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより発生する縞模様であります。
明石市立天文科学館の建物には規則正しい縦の筋がありこれをデジタルカメラで撮影して縮小すると規則正しい画素データから一定の割合でデータを間引くと実際に無い干渉縞(モアレ)が現れます。(8/19の写真)
一方、デジタルカメラの画素ピッチの1/2を以下の明暗模様を撮影すると縮小処理をしなくても干渉縞(モアレ)が発生します。
デジタルカメラではモアレを防ぐためローパスフィルタで画素ピッチ程度にぼかす対策を行います。規則正しくなると干渉縞(モアレ)が発生して本当の画像で無くなってしまうのです。規則正しく無い人間の眼ではモアレは発生しません。

明石市立天文科学館の窓から明石海峡大橋を望む。線路と大橋に縮小モアレが発生しています。