エッヘン
剣鉾(けんぼこ)
神幸蔡の巡行時に先立ち、神輿の行く道を祓い清め、悪霊を鎮めるための蔡具。
古くから京都の蔡には欠かせないもので、祭りが多い五月や十月は連日各所で剣鉾の行列が練り歩いた。
祇園祭の山鉾は、剣鉾が極度に発展したものだといわれ、鉾としてはこちらの型が本家本元。
高さは七〜八m、重さは四十〜六十kgにも及ぶ。
粟田神社は十八基の剣鉾があり、それぞれ三条通を中心とした氏子町が守り伝えている。
剣鉾を立てることを「差す」と言うが、現在では鉾差と呼ばれるが、現在では鉾差呼ばれる差し手の減少のため、毎年交代で十八基中五〜六基が巡行する。
それ以外の鉾は毎年交代で氏子町内の家で祀られこれを当家(とうや)飾りという。
差しながら歩くと鉾先の剣がペコンペコンと動き、鈴がチロリンと鳴る。
これを上手に操りながら歩くのが鉾差の腕の見せ所。

優雅ですね。
2010 10/15 20:16:03 | 何故の解明 | Comment(0)
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