超臨界圧-石炭火力発電
2004年の統計では、日本の発電電力量のうち石油は10%に過ぎず、原子力28%、LNG 26%、石炭 25%をとなっています、オイルショック前1973年の石油73%の石油依存から大きく変化しました。
近年、石炭は安全性が高く資源の埋蔵量が多いことと、排出ガスの処理技術の向上と併せて超臨界圧で発電することで発電効率があがることから世界中で石炭(発電)を見直しています。
超臨界圧の意味
水は374℃、22.12Mpa(大気圧の約220倍)の臨界点を超えた環境下で、液体と気体の両方の性質を備えた活発な状態(超臨界水)となり、水蒸気に連続して変化します。
超臨界圧ボイラーおよび蒸気タービンは、この臨界点を超える状態(具体的には大気圧の約250倍)で運転することで発電効率を上げることができます。このためには600°C 25Mpaに耐える熱伝導の良い日本の冶金技術が可能としました。
今宮戎(福娘)
商売繁盛の神,今宮のえべっさん、大勢の応募から選ばれた福娘。