エッヘン
東京向けのE席からの車窓風景の見所(大阪―名古屋)
新大阪駅を出ると左手に貝印の青色の広告塔がビルの上に見えます、名古屋でも同じ位置にあります、貝印さんのこだわり位置ですね。どれだけの人が気付いているか?
速度が上がったところで、鳥飼基地が現れ、新幹線の車両を上から見下ろせます。イエロードクター(線路を診断する車両)をまだ見つけることができません。皆さんも探してください。
朝9時頃に新大阪を出るイエロードクターが何処に消えうせるのか?さて暫くすると、阪急電車が併走します、開業当時、1500V直流の阪急電車の架線に15000V交流の新幹線の架線が影響しないか心配された接近して高速で走る特殊な場所です、東京都内でも並走はありますが、270km/hで走っていません。
阪急と離れる場所の山手にサントリーの山崎工場が見えます、無料で、ウイスキーの山崎が飲めます。
もう京都府です。減速して、梅の小路の機関車展示館、ユアサバッテリー、ワコール、種問屋を見て近鉄の線路の上を越えます。京都駅に到着です。京都駅は巨大なようかんのような塊で特殊な雰囲気です。西側の階段は、TVの競技で使われるほどの豪快なものです。上には庭園があり、月を眺める絶景の場所です。京都駅の天井は高いため、案内板が少く、観光地の駅としては不便を感じます。
蝋燭の京都タワーを後にして比叡山トンネルを抜けると琵琶湖です、夜には、比叡山の尾根の延長先に琵琶湖バレーのスキー場のゲレンデを照らすライトが見ることが出来ます。暫く琵琶湖の西岸の平野を瀬田川、野州川、愛知川を越えて彦根城を目指して走ります。
彦根城は山の合間に一瞬しか見えませんから集中力が必要です、彦根城の先の松原海岸では、毎年鳥人間コンテストが開催される綺麗な海水浴場があります。山に入り速度を落とします、関が原合戦で有名な谷です。すぐ巨大な山が見えます、これが伊吹山、手前の台地が初心者用のゲレンデです、頂上の下まで車で上がることができ高山植物を手じかに見れます。
眼下に琵琶湖、醒ヶ井のマスの養殖場、古戦場、遠くに日本海と濃尾平野を眺めることができる要衝の地です。
新幹線は左に伊吹山を見て濃尾平野を駆け下ります。美濃赤坂揖斐川電工の石灰の山と煙突の白煙を見て大垣に入ります。このあたりは、海底隆起で持ち上がった土地ですから、掘ると貝殻がでてきます。水が豊富なため大垣は紡績産業で発展しました、大垣駅前には亀の噴水があり、水の良さを示していました。
揖斐川、長良川、木曽川の三川を渡ると、黒バナナのようなサンヨーソーラの趣味の悪い広告らしきものが目に入ります。出力を過大表示してリコールしたパネルを玄関前に展示するのは、いかがなものかと思わせます。
副総裁大野伴睦が新幹線を岐阜県に持ち上げた曰くの駅 岐阜羽島駅を通過します、これで岐阜県は新幹線が走る県になったわけです、駅前の広場には、自慢げな伴睦夫妻が東(東京)の方向を指さして建っています。

ふふ 景色も上から見ると 気分が変わりますね。
2006 02/16 21:02:13 | 何故の解明 | Comment(0)
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